1コーナー奥のポケットからスタートし、2コーナーまでの距離はおよそ130m。コース改修により以前より差が少なくなったとはいえ、多頭数の外枠は不利となる。
2~3歳戦、下級条件ではスローに流れて先行馬が活躍するシーンもあるが、クラスが上がると差し馬が台頭。スローに流れても逃げ残りは難しく、1600万下戦以上のクラスで逃げ切ったケースは2頭のみ。内1頭は後に海外G1を制したエイシンヒカリだった。
当該コースで天皇賞(秋)、フローラSの2重賞が行われるが、天皇賞は上がり最速馬が活躍。フローラSはタフさが求められるレースになり易い。また、連続開催が行われる序盤は馬場状態をキープするためか、芝丈も長く、差しの効く傾向がみられる。瞬発力と地力がより求められてくるコースだ。