トレーニングセンター(とれーにんぐせんたー)
一般に「トレセン」といわれ、競走馬を1カ所に集めて合理的に調教する場所で、競走馬と厩舎関係者の一大団地ともいえる。昭和44年に滋賀県栗東町(当時。現在は市)にはじめてトレーニングセンターが完成し関西馬が集結した。その後昭和53年に茨城県美浦村に関東馬が集まるトレーニングセンターが完成、中央競馬の馬はこの二つのトレセンに集結している。また、現在は地方競馬にもいくつかのトレーニングセンターもできているし、「トレセン」と呼ばれる本格的な調教(仕上げに必要な攻め馬)施設を持つ民間の育成牧場も多くなっている。