札幌のダートコースは高低差が0.9mとほとんどなく、これはJRAの競馬場では新潟のダートコースに次ぐもの。また、コーナーの半径が大きく、カーブは緩やか、更に直線距離が264mと短いため逃げ・先行馬が有利という2つの特徴がある。
最初の1コーナーまでの距離は240m。重賞も組まれているダートのメイン条件で、この距離も前へ行った馬が有利なのだが、1000mほど逃げ馬が強くなく、好位から長くいい脚を使った馬が好成績を残している。また、緩いコーナーを利して一気にポジションを上げるマクリもよく決まる。いずれにせよ、直線入口では前のポジションにいないと厳しい。
好配当を狙うのなら2歳戦。人気馬同士で決まることは少なく、パイロ、ゴールドアリュール産駒が穴を開けている。