むながい(むながい)
馬の胸から鞍橋にかけわたす緒(革紐)で鞍の位置が変わらないようにするための補助具である。鞍ずれ防止と、不良体形で鞍変位をおこす危険のある馬に用いられるが、騎手の安全はむろんのこと、馬の全力疾走にとっても重要な馬具である。しりがい(尻にかけて鞍橋を固定させる緒)とともに競走馬の負担重量に加算されない。
騎乗のしやすさの追求はもちろんの事、その馬が力を全力発揮出来るかどうかもこの、むながいにかかっています。
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