札幌のダートコースは高低差が0.9mとほとんどなく、これはJRAの競馬場では新潟のダートコースに次ぐもの。また、コーナーの半径が大きく、カーブは緩やか、更に直線距離が264mと短いため逃げ・先行馬が有利という2つの特徴がある。
3コーナーまでの距離は280m。札幌ダートコースの中でも、この1000mはほとんどが下級条件のため、その傾向が強く、逃げた馬の7割が馬券に絡むという逃げ天国。ハイペースとなっても前が止まらず、いわゆる「行った、行った」のパターンも多い。
後方から一気に差し切るのは難しい。巡り合わせもあるだろうが、1枠が不振で回収率が低い。