向こう正面の約100mある芝ポケットからのスタートして3コーナーまでの直線距離は525m。JRAのダートコースで最も高低差が少ない。芝スタートでテンは速くなるが、下り坂スタートの中山ほどではなく、競馬場全体が横長でコーナーの角度がキツイこと、直線が長いこともあって、3角~4角(残り600m~400m)で一旦、息が入ることが多い。
直線が平坦であるため、脚質は逃げ・先行馬が圧倒的に有利。4コーナーを先頭で回ってきた馬はおよそ半数が連対を確保している。また、芝スタートで中山ほどではないにしろ、外枠有利の傾向が出ている。注目データとしては施行回数が多い下級条件は人気馬の信頼度が高く、クラスが上がるにつれて先行激化が増えて、波乱度が増してくる。